HP OmniDesk AI は、インテル Core Ultra 7 265 と NVIDIA GeForce RTX 5060 を搭載した、AI処理にもゲームにも強い次世代デスクトップPCだ。
木目調のフロントパネルを採用したコンパクト筐体は、デスク上に置いても圧迫感がなく、性能とデザインを両立している。
この記事では、最新モデルの特徴・性能・実際の使用感をレビューする。
🔍 HP OmniDesk AI の主な特徴
1. AIエンジン(NPU)搭載の Core Ultra 7 265
- インテル Core Ultra 7 265(Arrow Lake)を採用
- AI処理を高速化する NPU を内蔵
- 20コア構成でマルチタスク性能が大幅向上
2. RTX 5060 による高いグラフィック性能
- 最新世代の NVIDIA GeForce RTX 5060 を搭載
- ゲーム、動画編集、3D制作まで幅広く対応
- AI生成系アプリ(Stable Diffusion など)も高速
3. コンパクトで美しいデザイン
- 木目調フロントパネルが特徴的
- ミニPCよりは大きいが、一般的なデスクトップより省スペース
- リビングや書斎にも馴染むデザイン性
4. 拡張性と静音性のバランスが優秀
- ミニタワー構造で内部アクセスが容易
- 長時間使用でも安定した冷却性能
📊 スペック一覧(レビュー対象モデル)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 7 265 |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5060 (GDDR7 8GB) |
| メモリ | 32GB (16GB×2) DDR5-5600MT/s |
| ストレージ | 1TB SSD (Gen4 M.2 NVMe) |
| 電源 | 400W (80PLUS Platinum) |
| OS | Windows 11 Home |
ハードウェアレビュー
本体外観・ポート
前面パネルには、電源ボタン・イヤホンジャック・USB Type-A 10Gbps 2ポート・USB Type-A 5Gbps 2ポート・USB Type-C 10Gbps 1ポート・USB Type-C 5Gbps 1ポートを備える。
背面パネルには、オーディオジャック・有線LANポート・USB Type-A 4ポート・HDMI2.1b 1ポート、Display Port 2.1b 3ポートを備える。


本体内部
サイドパネルを開けて内部のパーツを確認。
- メモリ:SK hynix CHINAの16GB DDR5-5600が2枚。メモリスロットは2つなので、メモリを増やすには差し替えが必要。
- SSD:KIOXIAの1TB PCIe Gen4 NVMe M.2 SSD。モデル型番はKBG60ZNV1T02。シーケンシャルリード6,000MB/s、シーケンシャルライト5,000MB/s
- Wifi:Intel Wi-Fi 6E AX211 160Mhz
- グラフィックスカード:GeForce RTX 5060の2ベイ占有のカード。メーカーは読み取れず。搭載FANは1つ。カードを支えるサポートステイがついている。
- 電源:400Wの80 PLUS PLATINUMの電源搭載。
- FAN:本体付属FANは背面の1つのみ。
- その他:PCI Express Gen3 x1スロットが1つあるが、グラフィックスカードが占有しているため実質使用不可。

サイドパネルのメッシュ穴には埃除けのフィルターが付属。

付属品
付属品はワイヤレスキーボード・ワイヤレスマウス・電源ケーブルのみとシンプル。
HDMIケーブル等は付属していない。
ワイヤレスマウス内にドングルが入っており、これを本体USBポートに挿さないとキーボード・マウスが使えないので注意。


🧪 ベンチマーク & パフォーマンス評価
● CPU性能
Core Ultra 7 265 は PassMark 約49,630 と非常に高いスコアを記録。
動画編集、AI処理、複数アプリの同時作業でも余裕がある。
● GPU性能
RTX 5060 は 1080p〜1440p ゲームで高フレームレートを実現。
AI生成系ワークロードにも強く、Stable Diffusion の画像生成も高速。
● NPU性能
AI処理に特化したプロセッサー(NPU)としてIntel AI Boostを搭載。
Intel Core Ultra 7 265のTOPSは33。
現状NPU対応のソフトウェアは多くはないが、動画編集の「CapCut」での背景除去の機能でNPUの動作を確認。

● ゲーム用途
XboxのPC Game Passの3か月無料がついているので、以下のゲームをプレイ。
どのゲームも快適にプレイ可能。
- Starfield
- PowerWash 2
- Slay The Spire
- Moonlighter 2
- 二ノ国
FF XIVベンチマーク(WQHD 高品質)では快適判定。

● クリエイティブ用途
- AIエンジン(NPU)搭載の高性能CPUにより、AI処理が高速化されている
- NVIDIA GeForce RTX 5060搭載で、動画編集や3D制作、AI生成アートなどのクリエイティブ作業に強い
🏡 デザイン・使い勝手
● 木目調フロントが美しい
- インテリアに馴染むデザイン
- 仕事用デスクにもリビングにも置ける
● コンパクトで設置性が高い
- ミニPCよりは大きいが、一般的なタワーより省スペース
- デスク上に置いても邪魔にならない
● インターフェースも充実
- 前面・背面に豊富なポート
- 4画面出力に対応
🔧 拡張性・メンテナンス性
- 内部アクセスが簡単
- メモリ・SSDの交換が容易
- 拡張性は低い
💬 実際のレビュー総評
✔ 良い点
- AI処理に強い Core Ultra + NPU
- RTX 5060 による高いグラフィック性能
- 32GBメモリ標準で長く使える
- ゲーム用途でもクリエイティブ用途でも使える
- コンパクトで美しいデザイン
- 静音性が高い
- 省電力性が高い
✘ 気になる点
- ミニPCほどの小ささではない
- 拡張性は低い
- 価格はやや高め(性能相応)
🏁 結論:AI時代の“ちょうどいい”高性能デスクトップ
HP OmniDesk AI は、AI処理・ゲーム・クリエイティブ作業を1台でこなしたい人に最適なデスクトップPCだ。
- コンパクト
- 高性能
- デザイン性が高い
- AI処理に強い
これから数年は余裕で戦えるスペックを備えており、
「AI時代のスタンダードPC」として非常に完成度が高い。

